生徒の自律的、協働的な学びを引き出し、仲間と共に顔晴る学びを楽しんでいます。
オリジナルノートを使って自分マネジメント力で計画し、学びをSAT(Self-Assessment-Test)で確認します。
SDGSに関わる探究課題を持った全校生徒が、テーマカテゴリー別に構成(全教員を担当ADとして配置)した縦割り13ホームに所属し、毎週金曜日5・6限の総合的な学習の時間を使って本格的な個人探究プロジェクトを進めています。市内の小学校や高等学校、地域団体との連携を強化する(令和6年度からは小浜LC様からの支援を得る)ことで、イベント企画・作品展示・配布販売・社会貢献・啓発交流・参画体験といった、多様で多彩な取組が花開いています。地域とのつながりの濃さ、地域課題と向き合う本気度が年々上昇し、生徒が自己調整力を発揮しながら学ぶ意欲と学びの質を向上させている状況を強みに、「探究する学校」の実現を目指します。
上中中学校では、本校の目指す生徒像である「自律する生徒・協働する生徒・創造する生徒」の実現のために、令和4年度から『My探究』(個人探究の時間)』に取り組んでいます。充実した探究活動ができるように「My探究 自分らしく生きるためシート」を活用した自己分析や目指す生徒像の3つの観点を細分化したルーブリックを用いた自己評価等を行いながら「自分らしさを大切にする」ことを合言葉に、それぞれが伸ばしたい力を最大限伸ばすことができる機会にしています。
高浜町未来創造プランと題し、総合的な学習の時間において、 地域と学校で協働して、地域の課題を共有し解決策を提案したり、 地域の魅力を発信したりする活動を進めています。
毎年8月に行われる地域イベント「来てミナーレ内浦」で、
一つのブースの企画・運営をしています。
地元で手に入るもの(流木や砂など)を使った工作などを行い、たいへん好評です。
ふるさと学習の探究活動で「地域活性化」に取り組んできた1年生が、町内商業施設にて、自分たちで考えた10個のアイディアを発表しました。「おぉ~いぃ~総選挙」と題して開催したアイディアプレゼン大会では、校区小学生、町議会議員、地域の皆様に各アイディアをプレゼンした後、「おおい町にあったらいいな」と思うアイディアを1つ選んで投票していただきました。得票の多かったアイディアについては、地域の方々と協力しながら商品化を目指していきます。
名田庄中学校では、令和4年度から2年生の3学期に議場発表を行っています。1年生からふるさと学習で取り組んできた、地域の課題や改善策などの提案を町議員の方々に聞いていただきます。提案の中には、地域の特産物である自然薯を練り込んだドーナツの紹介や、公園や映えスポットの設置などがありました。
発表後は、議場で話を聞いてくださった町会議員の方々からの質問や助言がありました。3年生に進級後、議場発表時の質問や助言を参考にして、更に改善した内容のふるさと学習に取り組んでいます。