生徒が自らの手で未来を力強く切り拓く力をつけるため、新しい時代に沿う学校づくりが求められており、各中学校では「社会に開かれた教育課程」及び「主体的・対話的で深い学び」の視点による授業改善の実現、「カリキュラム・マネジメント」の確立に向け取組を更に進める。
福井県中学校長会は、福井県が策定(令和6年10月改訂)した「教育に関する大綱」、および、その具体的な施策のアクションプランである「教育振興基本計画」に沿い、子ども一人ひとりの個性を「引き出す教育」、探究心を持ち学びを「楽しむ教育」、郷土の歴史、自然、文化、人々等とつながり学ぶ「ふるさと教育」をキーワードに、子ども一人ひとりを大切にする「子どもが主役の教育」を推進し、「一人ひとりの個性が輝く、ふくいの未来を担う人づくり」を進めていく。また、福井県中学校長会は、「全日中新教育ビジョン」に基づき、学校からの教育改革を推進し、中学校教育の課題を踏まえ、人間尊重の精神に徹し、自らの教育理念を具現化するとともに、生徒・家庭・地域の信頼と期待に応えるため、自ら教育改革を推進する。
これらのことを実現するため、本来、学校が担うべき業務の精選・明確化や、校内の様々な活動の見直しを通し、教職員の働きがいと働きやすさの両立を目指しながら「学校における働き方改革」を一層推進し、新しい時代に求められる学校づくりに向けてリーダーシップを発揮していく。
(1)中学校長としての使命を自覚し、会員相互の連携の下、会の総力を結集して、活動の充実と教育課題の解決に努める。
(2)校長の学校経営の向上を図り、県民の負託に応える中学校教育の創造に努める。
(3)教育諸機関及び諸団体との連携を深め、国・県の諸改革の動向を踏まえて適切な対応に努める。
(1)本会の組織と機能を一層充実させ、活動の活性化を図る。
(2)教育改革を踏まえて、確かな学力・豊かな心・健やかな身体を育む教育の推進に努める。
(3)教職員の意識改革と資質・能力の向上に努め、地域とともにある学校づくりを進める。
(4)当面する教育課題の解決に努める。
(5)教育条件の整備・充実と教職員の待遇改善の実現を期する。